一昨日は節分でしたが、毎年同じですが、子供と豆まきをして巻き寿司をいただきました。会長が亡くなり今日で5ヶ月になりますが、新しい年も1ヶ月が過ぎ、時間の経過するのが早いと感じます。
前回の更新から1/13には長女の成人式がありました。3月生まれでもうすぐ二十歳ですが、いろいろとこの間には良くも悪くも波もあり思い出しながらの成人の日でした。
1/15には谷先生、中貝市長、門間県議にもご臨席いただき、豊岡支部の34社の会員さんとともに賀詞交歓会を行いました。今年も会員企業や地域の建設業界にとって良い年になるようにと私も支部長としての挨拶をさせていただきました。
この間も東京に2回と毎週、阪神間や神戸にも行っていましたが、自社、業界、その他といろいろと関わらせていただきありがたく思います。
昨年はこの時期までにも例年になく海岸沿いに雪が降り除雪が忙しい新年でしたが、今年は12月を含めて海岸沿いは一度も除雪をしておらず、南の山沿いもほとんどなしのような状況です。私がこちらに戻り4月で16年になりますが、ここまで降らない年はなかったです。除雪がなくて大変ですね、と地元の方によく言われますが、私達の本業はあくまで公共の社会基盤整備や民間の工事です。雪はない方が一般の方と同様にありがたいです。ただ、冬はそれなりに雪もないとスキー場などの運営は大変かと思いますので、季節で雪もそれなりにとは個人的に感じます。
地方の建設業は、仕事を通じて地域の安全・安心や社会基盤整備の公共事業をしながら災害時や除雪の際には地域を守るためにいるものだと思ってはいますが、そのための監督や作業員を確保しておく必要があります。近年では、一時的な災害復旧工事は別にして公共の地域の仕事が減り、継続する、体制を維持することも難しい状況になっています。除雪はまさに冬だけの業務であり、災害もそうですが、人員の確保は年間を通じての仕事が大前提です。民間企業ですので他の業種のように自らの努力で雇用も継続すべきですが、製造業のようなこともできないため継続できるだけの仕事量は公共で最低限なんとかと思います。入札制度等の問題もありますが、遠方の工事ばかりでは災害時のいざという時の対応も無理です。
今期のうちの受注状況でも豊岡市以外の受注が多くなっており、特に建築のまとまった工事は現状では市内での工事はゼロ、土木でも阪神間での受注がありなんとか全体が動いている状況です。極端に言えば官民を含めて市内では半分の受注もありません。
ただ、国土強靭化や防災・減災対策などの国の補正予算等の年度末に向けての工事や小さいものは災害復旧工事なども多く出てきているので、地域全体では一年前よりは土木は全体的には良くなっていますし、新年度に向けてさらに良くなるだろうと期待しています。ただ、民間を含めて建築分野は厳しそうですので、もう少し民間の設備投資などをしていただける環境が地方にもくるように景気が良くなるようにと感じます。