今月末までの緊急事態宣言も3週間程度延長というようなことがニュースで言われています。6月には解除になるだろうと社内や協力業者との行事を予定してしましたが、再延期かなという状況です。
どの産業もコロナで厳しい中ですが、一年前とは違い地域の建設業も設備投資の止まっている民間だけでなく新年度で公共事業も発注が止まり手持ち工事のない業者も出てきている厳しい状況です。過去10年こんなことはなかったと言われている業者もあります。
国土強靭化の5カ年延長などで事業予算は確保していただいているようなので民間が厳しい分、公共事業は特に早期発注をお願いします。
建設業も大手から中小、一人親方までいろいろな規模や業種があります。現状でも中には忙しい会社もあるようですが、全体的には厳しいのが実情です。特に監督だけでなく作業員などを直接雇用している会社は災害や除雪を考えると元気に継続していただかないと困ります。いろいろな入札制度もありますが、直接施工ができる会社=地域防災のための担い手のいる会社が安定した受注を確保でき、災害などいざという時に備えていかないといけません。特に規模の小さい業者は直接自社で施工される会社が多いですし、各ランクの業者が受注できるような発注形態も考えていただかないといけません。
災害や除雪の担い手のいる会社が全てではないですが、しっかり雇用の維持ができる環境が必要です。地域の防災力の確保、維持のためにそういう会社が受注しやすいような入札制度も一定割合で必要かと思います。
昨日、2年ぶりに支部総会をしましたが、うちも含めてですが、もうすぐ出水期を迎えいつ災害の起こるような状況になるかもわからないので、会員各社が日頃から安定経営を継続しながらいざという時に備えないといけないとあらためて感じていました。